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BtoBサイトのよくある失敗例10選|問い合わせにつながらない原因と改善方法

BtoBサイトやホームページを作ったものの、 「問い合わせが増えない」 「営業に役立っていない」 「何を改善すればよいか分からない」 という企業は少なくありません。 原因はデザインだけではなく、 ターゲット、訴求、流入、信頼材料、CTA、 営業との接続など複数の要素にあります。

著者:堺 巧光/ TAVIA代表

Conclusion

BtoBサイトは「作ること」ではなく、 「問い合わせ・商談・受注までつなぐこと」が目的

BtoBサイトの失敗を判断するとき、 デザインが古いか新しいかだけを見るべきではありません。 本当に確認したいのは、 対象顧客がサイトへ来て、 自社に相談する理由を理解し、 問い合わせや商談へ進み、 最終的に受注へつながっているかです。

サイト単体ではなく、 「流入 → 閲覧 → 問い合わせ → 商談 → 受注」 まで一つの顧客獲得プロセスとして見ることが重要です。

Why

なぜBtoBサイトは「作っただけ」で失敗しやすいのか

BtoBでは、サイト訪問者がその場ですぐ購入するとは限りません。 情報収集、比較、問い合わせ、商談、社内検討、稟議など、 契約までに複数の段階があります。

そのため、 「きれいなホームページを作った」 「アクセスが増えた」 だけでは、サイトが成功しているとは判断できません。

例えば、アクセス数が増えても問い合わせが増えなければ、 訴求やCTAに問題があるかもしれません。 問い合わせは増えているのに受注できなければ、 ターゲットや営業との接続に問題がある可能性があります。

段階確認することよくある失敗
流入対象顧客が来ているかそもそもアクセスされていない
閲覧課題と価値が伝わっているか会社説明だけで終わっている
比較選ぶ理由があるか他社との違いが分からない
問い合わせCTAが機能しているか次の行動が分からない
受注商談・提案につながっているか問い合わせだけ増えている

Ten Failures

BtoBサイトのよくある失敗例10選

BtoBサイトで問い合わせや受注につながらない場合、 次の10項目のどこかに問題がないか確認してください。

FAILURE 01

誰に向けたサイトなのか分からない

「法人のお客様へ」「幅広い業界に対応」など対象が広すぎると、訪問者が自分の会社向けのサービスだと判断できません。

よくある状態

トップページを見ても、対象業種・企業規模・課題・担当者像が分からない

改善方法

優先顧客を決め、業種、企業規模、課題、決裁者、現在の状況まで具体化してサイト全体の訴求を合わせる

FAILURE 02

会社やサービスの説明だけで終わっている

自社が何を提供しているかだけを説明しても、顧客が知りたい「自社の問題をどう解決できるか」が伝わらないことがあります。

よくある状態

会社概要、サービス一覧、機能説明は充実しているが、顧客課題や導入後の変化が少ない

改善方法

サービス説明を顧客課題、原因、解決方法、導入後の状態の順番で再構成する

FAILURE 03

他社ではなく自社を選ぶ理由がない

「高品質」「丁寧」「ワンストップ」といった一般的な表現だけでは、比較検討時の判断材料になりにくくなります。

よくある状態

競合サイトと並べたときに、社名以外の違いを説明しにくい

改善方法

専門領域、対応範囲、支援方法、実績、体制、考え方などから具体的な選定理由を言語化する

FAILURE 04

実績・事例・根拠が不足している

BtoBでは問い合わせ前に「本当に任せられるか」を確認されるため、主張だけでなく根拠が必要です。

よくある状態

サービスの強みは書いてあるが、実績、事例、成果、担当者情報などがほとんどない

改善方法

公開可能な範囲で事例、対応内容、顧客属性、担当者、制作物、支援プロセスなどを具体的に掲載する

FAILURE 05

問い合わせまでの導線が弱い

ページを読んで興味を持っても、次に何をすればよいか分からなければ離脱につながります。

よくある状態

問い合わせボタンがフッターにしかない、または「お問い合わせ」しか選択肢がない

改善方法

無料相談、資料、診断、問い合わせなど、検討段階に合うCTAを適切な位置に配置する

FAILURE 06

問い合わせの心理的ハードルが高い

BtoBサイトでは、問い合わせをするとすぐ営業されそうだと感じるだけで相談を避けられることがあります。

よくある状態

フォーム送信後に何が起こるか、何を相談できるか、営業されるのかが分からない

改善方法

相談可能な内容、初回相談の流れ、所要時間、対応範囲などを明記して不安を減らす

FAILURE 07

SEOや流入経路が設計されていない

サイト自体を作り込んでも、対象顧客がサイトへ来なければ問い合わせは発生しません。

よくある状態

サイト公開後にアクセス数を確認しておらず、SEO、SNS、営業、広告などとの接続もない

改善方法

顧客が検索する課題キーワードを整理し、Insightsやサービスページと内部リンクで接続する

FAILURE 08

検索意図とページ内容が合っていない

検索順位を取れても、検索した人が欲しい情報とページ内容がズレていると問い合わせにはつながりません。

よくある状態

アクセスはあるが、滞在や問い合わせにつながらないページが多い

改善方法

検索クエリごとに情報収集、比較検討、相談検討のどの段階なのかを整理してコンテンツを作る

FAILURE 09

営業とWebサイトが分断している

サイトから問い合わせが来ても、営業側が必要としている顧客とズレていれば受注にはつながりません。

よくある状態

Web担当はアクセスや問い合わせ数、営業担当は受注だけを別々に見ている

改善方法

対象顧客、商談化条件、問い合わせ内容、失注理由、受注理由をWebと営業で共有する

FAILURE 10

公開後に改善していない

BtoBサイトは公開して完成ではありません。顧客の反応や営業結果を見ながら改善することで成果につながります。

よくある状態

数年間、文章・事例・CTA・サービス内容がほぼ更新されていない

改善方法

検索クエリ、流入、問い合わせ、商談、受注まで確認し、定期的にボトルネックを改善する

Failure 01

失敗例1:誰に向けたBtoBサイトなのか分からない

最初に確認したいのは、 「このサイトは誰のためのサイトなのか」です。

「法人向けサービス」 「中小企業を支援」 「幅広い業界に対応」 だけでは、対象が広すぎることがあります。

訪問者は数秒から数十秒の間に、 「これは自社に関係するサービスか」 を判断します。 そのため、対象顧客が曖昧だと、 サービス内容を読まれる前に離脱される可能性があります。

最低限整理したい顧客情報

  • 業種
  • 企業規模
  • 現在抱えている課題
  • 決裁者・担当者
  • 現在の顧客獲得方法
  • 予算や検討段階

Failure 02

失敗例2:会社やサービスの説明だけで終わっている

BtoBサイトでは、 「私たちは何をしている会社なのか」 だけではなく、 「顧客のどの問題を解決できるのか」 を伝える必要があります。

顧客は自社サービスそのものを探しているとは限りません。 「問い合わせが増えない」 「営業が社長に依存している」 「マーケティング担当がいない」 など、問題から検索することもあります。

そのため、 サービス名や機能だけではなく、 顧客課題を起点にサイトを設計することが重要です。

Failure 03

失敗例3:他社ではなく自社を選ぶ理由がない

BtoBでは複数社を比較されることがあります。 そのとき、 「高品質」 「丁寧」 「一気通貫」 だけでは判断材料になりにくくなります。

重要なのは、 他社より優れていると主張することではなく、 「どのような会社に、どのような理由で合うのか」 を具体的に説明することです。

対応領域、専門性、支援方法、担当体制、 実績、思想などから、 自社を選ぶ理由を整理します。

Failure 04

失敗例4:実績・事例・根拠が不足している

BtoBの問い合わせでは、 サービス内容だけではなく 「この会社へ任せても大丈夫か」 という信用も判断されます。

実績を掲載できない場合でも、 対応可能な範囲、 支援プロセス、 担当者の経験、 制作例など、 判断材料を増やすことはできます。

強みを主張するだけでなく、 その強みを裏付ける情報をセットで出すことが重要です。

Failure 05

失敗例5:問い合わせまでの導線が弱い

ページを最後まで読んでも、 次に何をすればよいか分からないサイトがあります。

BtoBサイトでは、 適切なタイミングで 「無料相談」 「お問い合わせ」 「サービスを見る」 などの次の行動を示す必要があります。

CTAは数だけ増やすのではなく、 ページを読んだ人の検討段階に合わせて配置します。

Failure 06

失敗例6:問い合わせの心理的ハードルが高い

問い合わせをすると 「すぐ営業されるのではないか」 と感じる人もいます。

特にまだ検討初期の場合、 何を相談してよいか分からない状態で 問い合わせフォームへ進むのは負担になります。

初回相談で何を確認するのか、 どこまで無料なのか、 どのような相談に対応できるのかを明記すると、 問い合わせ前の不安を減らせます。

Failure 07

失敗例7:SEOや流入経路が設計されていない

良いサイトを作っても、 対象顧客が訪問しなければ問い合わせは生まれません。

BtoBサイトでは、 検索、SNS、営業メール、紹介、広告など、 どこからサイトへ来てもらうのかを考える必要があります。

SEOを行う場合は、 サービス名だけではなく、 顧客が抱えている課題や疑問を起点に記事を作成します。

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Failure 08

失敗例8:検索意図とページ内容が合っていない

SEOで検索順位が上がったとしても、 検索した人が求めている内容とページがズレていれば、 問い合わせにはつながりません。

例えば、 「BtoBサイト 失敗例」 と検索する人は、 いきなり制作会社を探しているとは限りません。

まず失敗原因を知り、 自社に当てはまるか確認し、 その後に改善方法や支援会社を検討する可能性があります。

検索クエリごとに、 情報収集なのか、比較なのか、 相談先を探しているのかを整理してページを作ります。

Failure 09

失敗例9:営業とWebサイトが分断している

BtoBサイトの最終目的が受注であれば、 Webと営業を別々に評価するべきではありません。

問い合わせ数が増えても、 商談にならなければ対象顧客や訴求に問題がある可能性があります。

商談は増えても受注できなければ、 提案、価格、競合比較など Web以外の場所がボトルネックかもしれません。

サイト改善では、 問い合わせ後の営業結果まで戻して判断することが重要です。

Failure 10

失敗例10:公開後にBtoBサイトを改善していない

Webサイトは公開した時点で完成ではありません。

公開後に顧客がどのページを見るのか、 どの検索キーワードから来るのか、 どこから問い合わせるのかを確認することで、 改善点が見えてきます。

商品、顧客、競合、営業方法が変われば、 サイトで伝える内容も変える必要があります。

定期的に数字と営業現場を確認し、 小さく改善を続けることが重要です。

Improvement

BtoBサイトを問い合わせ・受注につなげる6ステップ

BtoBサイトを改善する場合は、 デザインから考えるのではなく、 次の順番で整理すると判断しやすくなります。

STEP 01

現在のサイトの役割を決める

認知、検索流入、比較検討、問い合わせ獲得、営業支援など、サイトに何を担わせるのかを明確にします。

STEP 02

優先顧客を明確にする

業種、企業規模、課題、決裁者、予算、現在の顧客獲得方法などから、最も優先する顧客像を決めます。

STEP 03

顧客課題からページを設計する

自社紹介から始めるのではなく、顧客が抱えている問題、原因、解決策、選定理由の順番で情報を整理します。

STEP 04

問い合わせまでの導線を作る

各ページから無料相談、問い合わせ、診断などへ自然につながるCTAと内部導線を設計します。

STEP 05

検索流入を作る

顧客が検索する課題や疑問をもとにInsightsを継続的に作成し、サービスページへ内部リンクで接続します。

STEP 06

問い合わせ後の営業まで確認する

問い合わせ数だけではなく、商談化率、提案率、受注率まで確認し、サイトが売上へつながっているかを判断します。

Priority

自社のBtoBサイトはどこから改善すべきか

すべてを一度に直す必要はありません。 現在の状態によって優先順位は変わります。

現在の状態最初に確認すること
アクセスがほとんどないSEO・営業・SNSなど流入経路
アクセスはあるが問い合わせがない顧客像・訴求・実績・CTA
問い合わせはあるが商談にならないターゲット・問い合わせ品質・商談化条件
商談はあるが受注できない提案・価格・競合・営業プロセス
何が問題か分からない顧客獲得全体の現状診断

最も目立つ問題ではなく、 売上までの流れを最も大きく止めている場所から 改善することが重要です。

FAQ

BtoBサイトの失敗・改善についてよくある質問

BtoBサイトでよくある失敗は何ですか?
よくあるのは、対象顧客が曖昧、サービス説明中心、他社との違いが分からない、実績不足、CTA不足、流入不足、営業との分断などです。デザインだけではなく、誰に何を伝え、どのように問い合わせ・商談・受注へつなげるかまで確認する必要があります。
BtoBサイトを作れば問い合わせは増えますか?
サイトを作るだけで必ず問い合わせが増えるわけではありません。ターゲット、訴求、検索流入、CTA、信頼材料、営業との接続などが機能して初めて問い合わせにつながります。
BtoBサイトを改善するとき、最初に何を見るべきですか?
まずはサイトのデザインではなく、現在どこがボトルネックなのかを確認します。アクセス自体がないのか、閲覧されても問い合わせがないのか、問い合わせ後に商談にならないのかによって優先する改善内容は変わります。
BtoBサイトでSEOは必要ですか?
すべての会社でSEOが最優先とは限りませんが、顧客が検索によって情報収集や比較を行う業界では有効です。特に顧客課題や検討テーマに関する記事からサービスページへつなぐ設計が重要です。
問い合わせボタンは多い方がよいですか?
単純に数を増やせばよいわけではありません。ユーザーが相談したくなるタイミングに合わせて、ページ上部、サービス説明後、事例後、ページ下部など適切な位置へ配置することが重要です。
サイトを全面リニューアルしないと改善できませんか?
必ずしも全面リニューアルは必要ありません。ターゲット、訴求、CTA、内部リンク、実績、記事など部分的な改善で成果が変わる場合もあります。まずボトルネックを特定してから改修範囲を判断します。

Free Consultation

BtoBサイトを改善したいが、どこから見直すべきか分からない方へ

現在のWebサイト、集客、営業、 マーケティング体制やお悩みを伺い、 TAVIAがお力になれる領域があるかを確認します。 サイトを作り直すべきか決まっていない段階でも ご相談いただけます。

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