Marketing Audit
Marketing Auditとは?コンサルとの違いと向いている会社
マーケティングを改善したい。 でも、 Webを直すべきなのか、 広告を始めるべきなのか、 営業を見直すべきなのか分からない。 こうした状態で最初から施策を増やすと、 本当のボトルネックとは違う場所へ 時間と予算を使う可能性があります。
著者:堺 巧光/ TAVIA代表
Conclusion
Marketing Auditは、 「何をやるか」を決める前に 「何が問題か」を整理する診断
TAVIAのMarketing Auditは、 Web制作や広告運用のような 特定施策を実行するサービスではありません。 事業・営業・マーケティングを確認し、 現在地、 ボトルネック、 優先課題、 改善方向を整理する 単発の有料診断です。 施策を増やす前に 「今、本当に直すべき場所はどこか」 を明確にすることを目的としています。
110,000円(税別)
Marketing Auditを見るWhat Is Marketing Audit
Marketing Auditとは何をするサービスなのか
「Audit」は 日本語では監査・診断という意味で使われます。
TAVIAのMarketing Auditでは、 マーケティング施策だけを見るのではなく、 その前後にある 事業と営業も含めて現在地を確認します。
なぜなら、 問い合わせが増えない原因が 必ずしもマーケティング施策そのものに あるとは限らないからです。
例えば、 Webサイトへのアクセスが少ない会社でも、 本当の問題が 「流入不足」ではなく 「誰に何を売るのかが曖昧」 というケースがあります。
問い合わせが十分にある会社でも、 営業への引き渡しや提案方法に問題があり、 契約につながっていない場合があります。
Marketing Auditは、 こうした問題を 手段ごとではなく 顧客獲得と事業全体の流れから整理するための診断です。
Why Audit First
なぜ施策を始める前に、現状診断が必要なのか
マーケティングの相談をすると、 解決策から話が始まることがあります。
Web制作会社であればWebサイト、 広告会社であれば広告、 SNS支援会社であればSNSというように、 それぞれの専門領域から 問題を見ること自体は自然です。
しかし経営者が判断するべきなのは、 「その施策ができるか」ではなく 「今その施策をやるべきか」です。
施策より先に確認したいこと
- 誰を顧客にしたいのか
- 何が選ばれる理由なのか
- 現在どこから商談が生まれているのか
- 問い合わせから契約までどこで落ちているのか
- どの数字をKPIとして管理しているのか
- 社内で誰が改善判断に責任を持っているのか
- 今最も大きなボトルネックはどこなのか
この整理をせずに 新しい施策を追加すると、 本当の課題を残したまま 実行項目だけが増える可能性があります。
施策を増やす前の優先順位については、マーケティング施策を増やす前に「やらないこと」を決めるべき理由でも詳しく解説しています。
Audit Scope
Marketing Auditで整理する7つの領域
Marketing Auditでは、 一つのマーケティング施策だけではなく、 顧客獲得がどのような構造で動いているかを整理します。
01
事業の現在地
事業目標、商品・サービス、顧客、売上構造などを確認し、マーケティングだけを切り離さず現在の状態を整理します。
02
顧客獲得の状態
紹介、社長営業、Web、広告、SNSなど、現在どこから問い合わせ・商談・契約が生まれているのかを整理します。
03
営業プロセス
問い合わせから商談、提案、契約までの流れを確認し、マーケティングと営業の間に分断がないかを見ます。
04
マーケティング施策
Web、SEO、SNS、広告など現在行っている施策を確認し、それぞれが何の目的で実施されているのかを整理します。
05
KPI・数値
アクセスやフォロワーだけではなく、問い合わせ、商談、提案、契約など事業成果につながる数字が管理されているかを確認します。
06
ボトルネックと優先課題
問題をすべて並べるのではなく、現在の成長を止めている要因と、今優先して改善するべき課題を整理します。
07
改善方向
具体的な施策を増やす前に、何を改善し、何を後回しにするべきかという方向性を整理します。
大切なのは、 課題をできるだけ多く見つけることではありません。
今の会社にとって 何が最も大きな問題なのか、 どこから改善すると 事業全体への影響が大きいのかを 判断できる状態にすることです。
Audit vs Consulting
Marketing Auditと一般的なコンサルティングは何が違うのか
「コンサルティング」という言葉には、 診断、 戦略立案、 定例会議、 実行支援、 プロジェクト管理など さまざまな支援形態が含まれます。
そのため、 世の中のすべてのコンサルサービスと Marketing Auditを 一律に比較することはできません。
TAVIAでは役割を明確にするため、 単発診断と継続支援を分けています。
| 比較 | Marketing Audit | 継続的なコンサル・伴走支援 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 現在地・課題・優先順位の整理 | 継続的な意思決定・実行・改善 |
| 期間 | 単発 | 継続 |
| 主な役割 | 診断 | 実行管理・改善判断まで含む場合がある |
| 向いている状態 | 何が問題か整理できていない | 課題があり、継続的な支援が必要 |
| その後 | 自社実行・他社依頼・継続支援を選べる | 契約範囲に沿って継続 |
TAVIAでは、 Marketing Auditを 継続契約を前提とした 無料診断のようには扱いません。
診断自体を 独立した有料サービスとして提供し、 その後の実行方法は 会社側が選択できる形にしています。
Audit vs Marketing Office
Marketing AuditとMarketing Officeの違い
Marketing Auditと Marketing Officeは 役割が明確に異なります。
Marketing Auditは 「現在地を診断するサービス」。
Marketing Officeは 「マーケティング領域の外部責任者として 継続的に判断・管理するサービス」です。
| 項目 | Marketing Audit | Marketing Office |
|---|---|---|
| 支援形態 | 単発診断 | 継続伴走 |
| 料金 | 110,000円(税別) | 220,000円 / 月(税別) |
| 主な目的 | 問題と優先順位を明確にする | マーケティングを継続的に管理・改善する |
| KPI管理 | 現状・必要指標を整理 | 継続的に確認・改善 |
| 施策管理 | 優先方向を整理 | 実施施策やパートナーを継続管理 |
マーケティング責任者が社内にいない会社では、 診断後に Marketing Officeが適している場合があります。
責任者不在によって起きる問題については、マーケティング責任者がいない中小企業で起きる7つの問題も参考にしてください。
Audit vs Full Partner
Marketing AuditとTAVIA フル伴走の違い
Marketing Auditで課題を整理した結果、 問題がマーケティングだけに収まらないケースもあります。
例えば、 問い合わせが増えない原因を調べた結果、 商品設計や価格、 営業体制、 経営者への業務集中、 組織構造まで関係している場合です。
このような場合は、 マーケティング専門のMarketing Officeではなく、 TAVIA フル伴走の方が 支援範囲として適している可能性があります。
TAVIA Perspective
診断の目的は、 TAVIAの上位サービスを売ることではない
診断した結果、 今の社内体制で十分に改善できるのであれば、 無理に継続支援を追加する必要はありません。 逆に、 マーケティングだけでは解決できない場合は、 問題を狭く捉えず 必要な範囲まで広げて考えます。 TAVIAでは、 手段を売ることより 「今どの支援が必要か」を判断することを優先します。
売上だけではなく、 利益・時間・依存度まで見る考え方については、売上を伸ばす前に確認したい「利益・時間・依存度」の3指標でも解説しています。
Good Fit
Marketing Auditが向いている会社
Marketing Auditは、 特に 「問題は感じているが、 何から直すべきか分からない会社」 に向いています。
- Web、SNS、広告、営業など何から改善するべきか分からない
- 施策を複数行っているが、成果につながっているか判断できない
- 社長営業や紹介営業への依存から抜けたい
- マーケティング責任者がいない
- 問い合わせはあるが商談・契約につながらない
- 制作会社や広告会社へ依頼する前に、要件を整理したい
- 継続コンサルを契約する前に、本当に必要な支援を確認したい
特に、 従業員数が増えてきたものの 営業・マーケティングの責任範囲が曖昧だったり、 新規顧客獲得が 代表者の営業・紹介に偏っていたりする会社では、 一度現在地を整理する価値があります。
Not Fit
Marketing Auditが向いていない会社
逆に、 すべての会社に Marketing Auditが必要なわけではありません。
- すでに課題・優先順位・KPIが明確で、実行だけを依頼したい
- 広告運用や動画編集など、特定作業だけをすぐ発注したい
- 診断ではなく、最初から長期的なマーケティング責任者を求めている
- 事業・営業の情報を共有せず、マーケティングだけを外部へ丸投げしたい
例えば、 Webサイトの仕様まですでに決まっていて 実装だけ必要なのであれば、 診断より制作支援を検討する方が自然です。
一方、 「ホームページを作りたいが、 そもそも本当にホームページ改修が 最優先か分からない」 という状態であれば、 先に診断した方が 不要な投資を避けやすくなります。
After Audit
Marketing Audit後は、3つの進み方から選べる
Marketing Auditを受けたからといって、 その後もTAVIAと 継続契約する必要はありません。
診断後は、 会社の人材・予算・課題に応じて 次の選択肢があります。
OPTION 01
自社で実行する
社内に実行できる人材や体制がある場合は、診断結果をもとに自社で改善を進めます。Marketing Audit後にTAVIAとの継続契約は必須ではありません。
OPTION 02
既存パートナーへ依頼する
すでにWeb制作会社、広告会社、社内担当者などがいる場合は、整理した優先課題と改善方向をもとに既存体制で実行する選択肢があります。
OPTION 03
TAVIAの継続支援へ進む
マーケティング責任者機能が不足している場合はMarketing Office、事業・営業・商品・組織など複数領域を横断する必要がある場合はTAVIA フル伴走を検討します。
この選択肢を残すことで、 「継続コンサルを契約するための診断」ではなく、 会社にとって 本当に必要な次の行動を判断するための診断になります。
FAQ
Marketing Auditについてよくある質問
- Marketing Auditとは何をするサービスですか?
- TAVIAのMarketing Auditは、事業・営業・マーケティングの現在地を整理し、ボトルネック、優先課題、改善方向を明確にする有料の現状診断です。施策を増やすことから始めるのではなく、今どこに問題があり、次に何を優先するべきかを整理することを目的としています。
- Marketing Auditと一般的なコンサルティングの違いは何ですか?
- コンサルティングという言葉にはさまざまな支援形態がありますが、TAVIAではMarketing Auditを単発の診断、Marketing OfficeやTAVIA フル伴走を継続支援として分けています。Marketing Auditは継続的な施策管理を目的とするものではなく、現在地、課題、優先順位、改善方向を整理するためのサービスです。
- Marketing Auditを受けたら、その後もTAVIAと契約する必要がありますか?
- 必須ではありません。診断後に自社で実行する、既存の社内担当者や外部パートナーへ引き継ぐ、必要に応じてTAVIAの継続支援を検討するなど、状況に応じて判断できます。TAVIAでは不要な継続支援を前提にMarketing Auditを提供していません。
- 無料相談とMarketing Auditの違いは何ですか?
- 無料相談では現在の状況やお悩みを伺い、TAVIAがお力になれる領域があるかを確認します。詳細な現状分析、ボトルネックの特定、優先課題や改善方向の整理までは無料相談では行いません。それらを詳しく整理するのがMarketing Auditです。
- Marketing Auditはいくらですか?
- TAVIAのMarketing Auditは11万円(税別)です。継続支援を始める前に現在地と優先課題を整理したい会社や、何から改善するべきか判断できていない会社を対象としています。
